沖縄スパイ戦史

7.8/10
合計26件のレビュー
ジャンル   プロット
ランタイム   114分
言語   日本語
地区   日本
劇場で   07月28日 2018
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沖縄スパイ戦史 プロット

「標的の村」「標的の島
風かたか」など沖縄基地問題を題材にした作品を手がけてきた三上智恵監督とジャーナリスト大矢英代が、沖縄戦の知られざる真実に迫ったドキュメンタリー。第2次世界大戦末期、連合国軍の上陸により、1945年6月に降伏するまでの3カ月の間に民間人を含む24万人余りが命を落とした沖縄戦。しかし、降伏後も沖縄北部ではゲリラ戦、スパイ戦が繰り広げられていた。その裏には、1944年夏に沖縄の地に渡り、身分を隠して沖縄の各地に潜伏していた工作員養成機関「陸軍中野学校」出身者42人の存在があった。

沖縄スパイ戦史 俳優

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沖縄スパイ戦史コメント(17)

vtplwd
vtplwd
I had understood why we don't have to have army, since I had watched this movie. It's a Okinawa war movie but it tell me I have to protect the ninth article of the Japanese Construction.
I think you should watch it and think.
nqlxqko
nqlxqko
太平洋戦争末期の沖縄では米軍の侵攻により多くの人が亡くなったが、この映画は日本軍による虐殺の事実を明らかにする。護郷隊、戦争マラリア、スパイ狩り。地元民を利用し尽くして後は軍部の論理で殺される人々の理不尽。軍は国民を守らない。守るのは国体のみ。軍の本質に迫って現代も同じと告発するとても怖いドキュメンタリーだが、決して忘れてはならない、視るべき作品だ。
gfqchx
gfqchx
まじめなドキュメンタリー映画。沖縄戦の際に実際に行われた「小中高生を兵隊としたスパイ戦」を関係者の証言で描いていく映画。

重くなりがちな題材を、最後まで見られるのは、ナレーションが明るい声で淡々と進むためだと思う。映画には、声も大切だなあと感じる。
これはまじめな映画なので、みなに見る機会があるといいなと思う。
こういうことのよしあしを、後世の人も考えられるように、伝えるべきは事実であり、意見や感想ではないと思う。そして事実を伝えるために、映画というのはいい手段だなと思う。意見がなければ映画は作れないので、もちろん映画には意見が入ってくるわけだが、事実の部分と、意見や感想の部分を分けてみること、意見や感想については必ずしも映画に従うのではなく、自分で考えることが必要なんだな。

この映画は2時間だが、1時間ずつの2本、護郷隊とマラリア疎開+相互監視の2本にしたら、中高生なども見やすくなるように思う。事実は、こうやって伝わるべきだし、残るべきだと思う。

さて、「戦争になった際に、軍は、国体護持を優先して民を守らなかったというよりも国民を利用した」という事実は、しっかり記憶にとどめておくべきだということだ。
いっぽう、「だから自衛隊も(軍隊だから)だめだ」というこの映画の意見には私は違和感をもつ。私としては、「国民を守るのが自衛隊であり、国体護持>国民 だった旧日本軍とは違うのではないかと思いたい。
また、「基地を作ったらそこが攻められる場所になるんだ」という意見に対しては、「そうだな」と同感だ。基地の場所に住む人は、そのリスクを知って住むべきだし、住んでいた場所に突然基地が来るというのはよくないことだと思う。一方、基地は必要なものだと考えるので、このことについてはよく考えないといけないんだな、とあらためて考えた。
今日のところはここまでしか考えられませんでした。
hnsupk
hnsupk
この映画「沖縄スパイ戦史」は、観たいというより観ておかなければなというプラマイゼロの気持ちで劇場へ向かった。
初日に満員御礼で入場すらできなかったシネマテークへいざ。

戦後70年以上経ってようやく明かされる、それくらい忘れ去り思い出したくもない忌まわしい過去。
いや、当時から極秘だった部分は遺族や住民ですら知らない闇の過去があり、生存者の中で関わった者が亡くなってようやく話せるようになったというぎりぎりのタイミングが今なのだろう。
それを追った二人の女性監督の鋭い眼差しというか、陸軍中野学校と沖縄戦をテーマに生きることへの本質に迫ったドキュメンタリー映画なのだ。

沖縄は上陸戦で激戦の中、本土は空襲と原爆で焦土となり敗戦。
それでも激戦地だった沖縄南部は牛島中将の自決するまで戦い、それが表の戦争として知られるようになった。
しかし、沖縄北部では裏の沖縄戦として知られることなくそれ以後もゲリラ戦がくり広げられていたのだ。
それが地元住民の少年を利用した戦いだったという、かなりショッキングな事実。
陸軍中野学校出身の若い青年将校が、さらに若いまだじゅうごろくの地元の少年を極秘で訓練して組織した護郷隊と呼ばれる秘密戦(ゲリラ戦スパイ戦)の特務機関があったことが、ようやくこの映画で知らされることになった。
未だに戦争はまだ終わってないことがよくわかる。
日本兵が沖縄住民を殺した話はきいたことがあるが、同じ住民同士が疑心暗鬼となり、密告して殺し合ったような話は知らなかった。

だから、この映画で伝えたかったひとつに、無かった歴史として一人虚しく死んだり殺されたり生き残ってもがき苦しんだ無名の魂たちのことを、こうして映画に記録し、たくさんのひとに観てもらうことが弔いにもなるし、報われる魂があるのではないかと思った。
そしてもうひとつには、それが遠い沖縄の遠い過去の他人事ではなく、その体質がまったく変わらず今につづいている日本の現状として、自分たちの問題でもあることを強く認識させる映画だった。

これを回避するには戦争しない努力をするしかない。
敵国が攻めてくるという恐怖心が、基地を築いて戦力を増強するのであれば、そこが真っ先に狙われる。
辺野古や高江しかり。
住民を守るための基地ではないのだから、真っ先に犠牲となるだけだ。
しかし、八重山や宮古島の自衛隊配備も進んでいる。
沖縄でかつて起きた戦史とまるで同じことがくり返されている。
戦争がはじまればどうなるか、最初は勇ましい日本兵に憧れ喜んで受け入れた住民たちがどのように裏切られ、無惨に変わり果てていったか実によくわかる。
すべては恐怖心からだ。
戦争は敵国への恐怖心で、最初は自衛が目的としてはじまる。
戦局が悪化すると仲間同士を疑いはじめ、疑心暗鬼となって敵味方関係なく殺し合う生き地獄。

過酷な戦争体験者が口を開いた今、その悲痛の叫びに耳を傾け、二度と戦争をしてはいけない、今の日本は危ないといってるその声を、ぬちどぅたからの真の意味を噛みしめたい。

Twitter
https://twitter.com/fuhgetsu/status/1030808213757644801
myegvym
myegvym
☆人類の歴史と.ともにある戦争
沖縄戦も今ある戦争も同じ線上にある。

☆人類は戦争をマニュアル化してきた
恐怖で思考停止にし.あやつり対立させることにより.口封じもする。

これは旧日本軍だけがやった戦争マニュアルではない。
現在も紛争地域で政治で行われている。