オープニング・ナイト プロット

自らの老いを自覚しはじめた有名舞台女優が、新作舞台の初日を迎えるまでの葛藤を描いた人間ドラマ。舞台女優として活躍するマートルは、自分の熱狂的ファンだという少女が車にはねられ即死する現場を目の当たりにしたことをきっかけに、精神のバランスを崩しはじめる。そしてついに新作舞台の初日の夜、開演までに戻るという言葉を残して行方をくらませるが……。ジーナ・ローランズがヒロインを見事に演じ、ベルリン国際映画祭主演女優賞を獲得。

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オープニング・ナイトコメント(3)

tgkgdy
tgkgdy
どこまでアドリブ?って緊迫感がすごい。舞台人の愛憎が滲み出る。憎みながら愛する。ジーナ・ローランズは素晴らしい!
zznazo
zznazo
途中から心霊現象に突入し、ソレ系の話になって行くのかと少し、戸惑ってしまった!?

ピーター・フォークにシーモア・カセッルとカサヴェテス常連俳優の贅沢な使い方に、ボグダノヴィッチ!?

ラストは即興の芝居を夫婦で演じているような、本当に客を呼んでの演劇を繰り広げているような演出が、素晴らしく魅了される。

演出、脚本家、製作者を振り回し困らせる我儘な女優が舞台を成功させるまでの苦悩を、奇想天外に!?
zznazo
zznazo
中年の女優が老け役を受け入れることができず、若さへの未練を断ち切ることに四苦八苦しなけばならない様子を描く。劇中劇となる、劇場での芝居とジーナ・ローランズ演じる中年女優の葛藤が重なる。
これ、今年アカデミー賞獲った「バードマン」と同じような題材じゃないか。演劇の舞台裏、脚本家や演出家との相克。ほとんど同じことを取り扱っている。
無論、イニャリトゥとジョン・カサベテスの映画文法は大きく異なるから、パクリだとか二番煎じだとか言うつもりはない。ただ、老いや若手に一線を譲ることへのこだわりは常にドラマとなりうるものなのだということ。
女優の香川京子もさるトークショーで、初めて老け役が回ってきたときに落ち込まない女優はいないという話をしていたが、その言葉が脳裏に甦った。
カサベテスの作品を初めて観たが、小津なみの映画文法へのこだわりを見せている。多用されるクロースアップの多くは、接写するのではなく、望遠で迫っている感じが出ている。これが画面の動揺を生み出し、人物の不安定な心理を見事にあぶり出すのだ。

見事にニューヨークでの初日公演を終えたローランズに花束を捧げる男性がほんの一瞬だけ画面に映る。誰かに似ていると思ったら、刑事コロンボのピーター・フォークではないか!
立ち去ると見せかけて、「あ、そうそう、うちのかみさんがあなたの大ファンでして。・・・・・・」なんてセリフが飛び出しても不思議ではないラストであった。