この世界の(さらにいくつもの)片隅に プロット

片渕須直監督がこうの史代の同名漫画をアニメーション映画化して異例のロングランヒットを記録し、国内外で高い評価を得た「この世界の片隅に」に、新たなシーンを追加した長尺版。日本が戦争のただ中にあった昭和19年、広島県・呉に嫁いだすずは、夫・周作とその家族に囲まれ、新たな生活を始める。戦況の悪化に伴い生活も困窮していくが、すずは工夫を重ねて日々の暮らしを紡いでいく。そんなある日、迷い込んだ遊郭でリンという女性と出会ったすずは、境遇は異なるものの、呉ではじめて出会った同世代の女性であるリンと心を通わせていくが……。片渕監督のもと、主人公すず役ののん、今作でシーンの追加されたリン役の岩井七世らキャスト陣は変わらず続投。

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この世界の(さらにいくつもの)片隅にコメント(20)

gqvkrii
gqvkrii
2月9日、京都の出町座で鑑賞。40席ほどの小さな劇場だが満席だった。

古い話で恐縮だが高校生の頃、劇場版「ガンダム」を見た時の記憶が蘇った。大好きな作品でTV版を何度も見直していたためどのカットのあとにどんなシーンが来るのかほぼ覚えていたので、新作カットになるたびに感動すると同時に違和感も覚えた。
この作品でも元からのファンが多かったのか、鑑賞中、新作シーンになるたびに場内になんとなく緊張感が走ったように感じたのが可笑しかった。

予想していたことだが、やはり「完全版」と呼ぶべきものであった。本来あるべきピースがピタリと収まり納得できる出来であった。
「完全版」と呼ぶと以前公開されたオリジナルが「不完全版」となってしまうため新たなタイトルがつけられたが、今後このバージョンが「この世界の片隅に」の公式版になるだろうと予想する。
obgezpp
obgezpp
前回のやつを見たとき、うん?ってところがあったけどこれを見てあれってそーゆうことかみたいになるところがありました。
声優さんがいいですね。
すずちゃんみたいに強く優しくなりたいです。
戦争映画でもどこか心が温かくなります。
bgcpiy
bgcpiy
2016/11に公開された映画で、約40分追加されたバージョン。3時間近い大作になっています。恐らくアニメ映画では過去最長なのでは?2016年版の「伏線回収版」という感じです。前回ではサラッとしか出てこなかった遊郭のリンが、周作とすずの関係に大きな影響があったことが分かる内容になっています。

テーマを荒っぽく分類すると「戦争の悲劇」「女性の生き方」「すずの居場所」になります。このうちの「すずの物語=居場所」の話がハッキリするのが本作。2016年版は、すずが嫁ぎ先に馴染まない部分として、小姑のような姉との軋轢と水原君への未練っぽいとこだけでしたが、リンの登場でより複雑な感情が生まれます。

それと「ヒトの命の儚さ」なのかな。儚さと軽く断じてはいけないんだろうが、最初に出てくる言葉は、儚さ、だな。戦争作品だからたくさんの登場人物が死にます。悲しむ死もあれば、え?死んだの?というもの、お兄さんの戦死のように「良かった」と思え自己嫌悪を得る死。追加映像のテルちゃんも、あ〜あ死んじゃうんだなぁ〜、って。
そのあたりを最後の戦争孤児を連れて帰ることで救済しているのかな。あの子は晴美とリンと水原君の供養なんだよね。

でもこの映画の凄いのは、こういう「テーマ」ではないと思う。「リアリティ」にこそ、この映画の凄みがあると思います。背景、動作、心理描写といった作面だけでなく、ストーリーやキャラクターの感情表現の、どこにも嘘っぽさがない。最初のすずが海苔の荷物を壁に押し付け担ぎ直す動作、海軍の軍艦の書き方、枕崎台風の被害の大きさ、すずがリンへは情愛をもって接するのに周作へは嫉妬するところ、みんなスッと腹オチするんです。

私如きのニワカの映画・アニメファンが言っても説得力はないけど、一言で感想をまとめれば「好き嫌いはあっても、文句のつけようのない作品」かな。
実は私は苦手なジャンルなので、正直「好き」ではありません。でも、アニメーションの素晴らしさと、戦争や生きることの難しさを後世に伝える「名作」であると思います。この作品は是非、子供さんにも観て欲しいです。
jhktjm
jhktjm
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・最初のバージョンを初公開時に観て以来たったのでほぼ初見のように観られて良かった。もっと水原と恋人っぽかった気がしたけど、違ってた。ラストの右手で手を振る映像で泣いたけどまた泣いた。
・追加分の女郎さんとのエピソードが凄く良かった。周作に、関してほぼ印象がなかったのが、今回で好きになった。リンさんと周作とは昔出会っていたのかが、空想と混ざって見えていまいちわからなかったけど、新たに3人のキャラクターに感情移入できるようになり、素晴らしかった。そして切なかった。
・すずさんの明るい性格とのんの声が合ってて和んだ。
・リンさんの登場ですずさんがより人間味のある印象になって良かった。
mbhhas
mbhhas
ネタバレ! クリックして本文を読む
無印は1回みた翌日に2回を鑑賞するくらい感動した映画でした。
逆にあれ以上よくなるのかと心配しながら観にいきましたが、、
そんな心配は全く不要でした!

同じ場面も使用しているのに、観賞後の後の印象が全く異なるとんでもないアクロバティックな鑑賞体験でした。

すずさん=戦時中でも直向きに生きる女性、という面だけでなく、その背景に複雑な負の面があったことが明らかになった。

実は旦那がりんを嫁にしたかったこと、自分がその代わりだったこと、で生まれる嫉妬。

辛い嫁ぎ先での生活でも広島に帰らなかった理由の一つに、兄から暴力が一因としてあったこと、むしろ死んでくれてよかったと思ってる歪んだ気持ち。

こんな持ちを抱えて暮らしてたことが分かったので、玉音放送の後に泣くシーンの印象が全く変わってしまった。

アニメ映画は散々観てますが、これを超える映画はもう出ないんじゃないかと思うくらい最高傑作です。
まだ観てない人にはとにかく観てほしい1本です。

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