彼らは生きていた

7.1/10
合計15件のレビュー
ジャンル   プロット
ランタイム   99分
言語   英語
地区   イギリス
劇場で   01月25日 2020
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彼らは生きていた プロット

「ロード・オブ・ザ・リング」のピーター・ジャクソン監督が、第1次世界大戦の記録映像を再構築して製作したドキュメンタリー。第1次世界大戦の終戦から100年を迎えた2018年に、イギリスで行われた芸術プログラム「14-18NOW」と帝国戦争博物館の共同制作により、帝国戦争博物館に保存されていた記録映像を再構築して1本のドキュメンタリー映画として完成。2200時間以上あるモノクロ、無音、経年劣化が激しく不鮮明だった100年前の記録映像にを修復・着色するなどし、BBCが保有していた退役軍人たちのインタビューなどから、音声や効果音も追加した。過酷な戦場風景のほか、食事や休息などを取る日常の兵士たちの姿も写し出し、死と隣り合わせの戦場の中で生きた人々の人間性を浮かび上がらせていく。

彼らは生きていた オンライントレーラープレイ

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彼らは生きていたコメント(20)

zirxjn
zirxjn
最も衝撃を受け印象に残ったのは、カメラを向けられた前線の兵士たちの“笑顔”だ。訓練中の新兵や、後方部隊の兵士たちならまだわかる。だが、前線で仲間の死を目の当たりにし、塹壕の劣悪な環境に耐え、明日の運命も知れぬ彼らが一様に、カメラに向かって笑いかけるのだ。1910年代、まだ映像用カメラでの撮影が珍しく、被写体になる照れくささもあるだろう。それでもなお、彼らの笑みは意外だったし、極限状況での人間の強さのようなものを感じさせもした。

ピーター・ジャクソンが優秀なチームと最先端の技術を駆使し、色と音を加えて“蘇生”させた100年前の映像は、戦場のリアルを間近に体感させるのと同時に、たとえば前線の兵士は憔悴や悲痛の表情を浮かべているはず、といったような先入観を打ち砕く。あの笑顔の奥で、彼らは何を感じ、何を願っていたのか。技術が記録映像に命を吹き込むことができることを証明する好例だ。
knayed
knayed
戦争の悲惨なシーンが多いのかな?と思ったら、兵隊さん達の笑顔が多くて拍子抜けしました。
よく考えたら、この時代カメラは珍しかったと思うので、笑顔やカメラ目線が多かったんですね。
昔の名作をカラー化するのは良いと思うのですが、当時の記録フィルムを見るのなら、カラーにしなくても良かったのでは?と思いました。
ffhowex
ffhowex
映画の尺にするだけの素材も予算もなかったんだろう。全編当時のフィルムだったら本当にすごかったんだけど、あまりにも少なくて追体験ができない。
gsikppg
gsikppg
本作は間違いなく映画史上に残るドキュメンタリー映画の傑作です。本作を傑作たらしめているのは、ピーター・ジャクソン監督の執念、映像技術、そして画面に登場する一人ひとりです。

まだ映画という技術が登場して間もないにも関わらず、イギリス帝国博物館だけで2200時間にも及ぶ記録映像を保存しているという事実だけでも驚愕です。ジャクソン監督はそこから100時間ほどを取り上げて、映像の補修と補正、着色を文字通り一コマ単位で施しています。

モノクロ映像の着色自体はそれ程真新しい技術ではありませんが、本作が採用している技術水準は群を抜いています。さらに本来ばらつきのあった記録コマ数を現在の規格に適合するよう補完しているため、昔の映像を観た時に感じる動きの不自然さが全くありません。また当時は映像と音声を同時記録する技術がなかったのですが、映像に合った別の音声を被せee
、さらには唇の動きで発話内容を読み取り、声優に台詞にして録音しています。話し手の出身地と思われる場所の訛りまで再現しているため、本人がしゃべっているようにしか見えないほどです。

こうしてあたかも現代の記録映像のように蘇った映像が映し出しているのは、まだ幼さの残る兵士達の無邪気な笑顔、そして無数の残酷な死です。体臭や死臭すら漂ってきそうな映像を再現し、戦争という愚行を見せつけたジャクソン監督の執念には脱帽です。
dfqphz
dfqphz
すごい
やはり、リアルに勝るものはない。
白黒やアニメだと、どこか遠いことのように客観的に感じていたんだなぁ。という自分の感覚に気付いた、
カラー加工により、すごくリアルなものに感じて、本当に怖くなった。悲しくなった。
生きていた人たちが、たくさんの若者が、戦争の犠牲になっていた。嫌だ。
本当に、二度とこんなことが起こってはいけない。起こらないで欲しい。

映像とともに流れる戦争体験者の言葉がささる。
すべて字に起こして欲しい。残して欲しい。
残さなきゃ。