スキャンダル プロット

2016年にアメリカで実際に起こった女性キャスターへのセクハラ騒動をシャーリーズ・セロン、ニコール・キッドマン、マーゴット・ロビーの豪華共演で映画化。アメリカで視聴率ナンバーワンを誇るテレビ局FOXニュースの元・人気キャスターのグレッチェン・カールソンが、CEOのロジャー・エイルズを提訴した。人気キャスターによるテレビ界の帝王へのスキャンダラスなニュースに、全世界のメディア界に激震が走った。FOXニュースの看板番組を担当するキャスターのメーガン・ケリーは、自身がその地位に上り詰めるまでの過去を思い返し、平静ではいられなくなっていた。そんな中、メインキャスターの座のチャンスを虎視眈々と狙う若手のケイラに、ロジャーと直接対面するチャンスがめぐってくるが……。ケリー役をセロン、カールソン役をキッドマン、ケイラ役をロビーが、ロジャー・エイルズ役をジョン・リスゴーが演じる。監督は「トランボ
ハリウッドに最も嫌われた男」のジェイ・ローチ、脚本は「マネー・ショート
華麗なる大逆転」でアカデミー賞を受賞したチャールズ・ランドルフ。シャーリーズ・セロンの特殊メイクを、「ウィンストン・チャーチル
ヒトラーから世界を救った男」でアカデミー賞を受賞したカズ・ヒロ(辻一弘)が担当し、今作でもアカデミー賞のメイクアップ&スタイリング賞を受賞した。

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スキャンダルコメント(20)

gndvfc
gndvfc
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こういった社会問題をテーマにした作品でぱっと思いつく映画人として、スティーヴン・ソダーバーグとアダム・マッケイがいるのだけれど、正直この「スキャンダル」に関して言えば、ソダーバーグほどタフでもなく、マッケイほどシャープでもないという感じで、あまりスマートさを感じなかった。冒頭でメーガン・ケリー(びっくりするほど本人ソックリ!シャーリーズ・セロンだということを度々忘れてしまうほど!)がカメラに向かって話しかけながらの演出などは、なかなか手際よくまとまっていたのでその後も期待できるやなんて思いきや、調子がいいのはその冒頭だけ。あとはぐずぐずと煮え切らない演出でだらだらと出来事を並べるだけに留まる。一生懸命シャープにスマートにスタイリッシュに、と頑張っているのがすべて空回りしているかのよう。

ふと思い浮かんだ言葉が「手段が目的になる」である。ストーリーを描こうというよりも、セクハラがいかに卑劣かを描こうという方が先に立ってしまったようなそんな印象が強く残った。ストーリーのためにセクハラの卑劣さを描写するのが本来のところ、ストーリーを疎かにしてまでもセクハラの卑劣さを描きたくて仕方がなくなってしまったかのようだ(逆にセロンのメイクアップは手段であって目的ではないのが伝わるので良いと思います)。

メインキャストと言える三人の登場人物それぞれの描写に関しても、いずれも中途半端な展開に思えてならない。グレッチェン・カールソンなど事の発起人とも言える人なのに、訴訟を起こして以後はほとんど姿も見せず傍観者かのような立ち位置。そして「もう終わりにしたいわ」と言って切り札の録音テープをちらつかせてすべてが決着という結末のなんとも呆気ないこと。
代わりに動き回るメーガン・ケリーにしても、名前も顔も知られた現役のアンカーを前にまさか彼女が受けたセクハラがどの程度のものだったかという極めてプライベートなところに踏み込むことが出来ないため(作中でもそこは暈してある)「自分もセクハラを受けた」という彼女の言葉の重みや、他人事ではないと感じ葛藤するこころの重みがどれほどのものかが受け手として感じにくくなった。正義感か復讐かあるいは・・・?それでもエイブスのことは「欠点はあるが好きだ」と言う当事者としての彼女の複雑な心境やエイブスとの関係性についても靄がかかったような描写しか出来ず「現地のゴシップを読み漁って脳内補完するしかないのか?」という感じ。
仕方なくマーゴット・ロビー演じる架空の人物ケイラを使ってセクハラ被害を彼女に担わせる形になり、セクハラの深刻さを「こころ」で体現できたのは彼女一人。電話越しにケイト・マッキノン演じる友人に真実を語るシーン、すごく良かったよ。加えてケイト・マッキノンも良かった。コメディエンヌだけれどコメディではない作品に出てきた時に作品にスパイスを投入すると同時に、どっしり地に足を着かせる力がある。好きよマッキノン。

女優の演技と、悪役に徹したジョン・リスゴーの凄みに見所があるのみで、内容は正直至らないなと思った。せっかく現在進行形の大事なテーマを取り上げているのに勿体ないというか、それ以上に「悔しい!」と思った。
----------------
以下、邦題について非常にメンドクサイことを・・・(よって作品自体とは関係ない)
セクハラというデリケートかつ深刻な問題を扱った作品を「スキャンダル」の一言で片付ける無神経さが気に入らないです。"bombshell"には「センセーショナルな事件」みたいな意味があって、スキャンダルと遠からずな部分もあるけれど、「scandal」の語の最もポピュラーな訳は「醜聞」ですよね?セクハラ問題は「醜聞」なのでしょうか?個人的にはかなり違和感が強いです。
qlitxp
qlitxp
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女は客体ではなく主体であると認めてほしい。ひとり残らず全ての人に。
巨大企業であるFOXに謝らせた女性(たち)の話で、勇気が湧き立つ力強さを感じた。けれど、高揚感のみを持って見終えることはできなかった。
だって同じような例は腐る程あって、現在進行形の場合もあるし、客体として扱われていると実際に感じて生きているから。

マーゴットロビーの声が、アニメ声で可愛かった。ケイラの一瞬で大量に溢れる涙は、すごく痛みを表していたと思う。
シャーリーズセロンのメーガンはすっごく美人なんだけどシャーリーズの面影全然なくて、メイクすげーっておもった。
tgkgdy
tgkgdy
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・ロジャーがラスト、マードックに引導を渡されたシーンで何故、自分が悪いのか?というような表情をしていたように思ったけど、結局、何が悪かったのかっていう感覚だったのかなと思うと怖かった。
・傷つけようと思っていなくても、むしろ褒めたつもりだったり、気を遣ったつもりで言った事も傷つけてしまう事があるんだっていう事を改めて思い知らされた。今朝観たあさイチで吃音の子供にゆっくり話していいんだよっていうのも話す速度を意識させるから良くないと言っていた事と重なり、考えさせられた。相手が笑っているから良いとしてしまっている自分の言動を顧みる契機になる作品だった。
・マーゴットロビーが天真爛漫な感じの人で、番組に出たいからとロジャーの被害にあった後、セクハラをニコールキッドマンの告発後、泣きながら電話しているシーンを観てて、詐欺被害にあった人が責められるという話と重なり、とても辛かった。ラスト、吹っ切れた様子だったのが救いだった。

・ビリー・アイリッシュのバッド・ガイが予告の時に流れてたような気がして最後まで流れなくてどういうことだったんだろうと思った。
・アメリカではお馴染みのキャスター達なんだろうなぁという感じで登場人物の多くて誰が誰だったか少し混乱した。
okppfr
okppfr
性犯罪の被害当事者や、関わったことがある人と、「被害にあったこともないし、そんなの滅多にないでしょ?自分の周りにはそんな被害者いないよ」タイプの人が見るのとでは感想が大きく変わると思います。
私はストーリーだけでなく、セリフやキャストの表情、一挙一動に感情移入してしまい最後まで目が離せませんでした。
特にセリフ(吹き替えで見ました)が『一見普通のことを言っているけど当事者にとってすごく重い言葉』が自然と使われていました。とてもリアルだった。

この映画によって、性別に関わらず全ての人が声を挙げ、
また、被害者の性別に関わらず、性犯罪が少しでも無くなることを祈ります。
iqbltq
iqbltq
あえて「三大女優夢の共演」とか「すけべ親父を痛快に懲らしめる」みたいな路線にしなかったのは、意図があるのでしょうね。
非常に複雑に様々な要素が絡み合っていて、それぞれの思惑もあり、単純に解釈できないところです。
仕事に関しては有能なのがどうしてもハーヴェイ・ワインスタインを連想させます。
FOXニュース社内の少なくとも主要人物はみんな白人だったように思いますがこれも意図的なキャスティングなのでしょうか。

「チーム・ロジャー」シャツのあまりのサムさは逆に気の毒になります。

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