スウィング・キッズ

7.3/10
合計18件のレビュー
ジャンル   プロット
ランタイム   133分
言語   韓国語
地区   韓国
書かれた   カン・ヒョンチョル
劇場で   02月21日 2020
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スウィング・キッズ プロット

K-POPグループ「EXO」のD.O.が主演を務め、タップダンスチームが人種やイデオロギーを超えてダンスで絆を深めていく姿を描いた韓国映画。日本でもリメイクされた大ヒット作「サニー
永遠の仲間たち」のカン・ヒョンチョル監督作で、ビートルズやデビッド・ボウイ、スウィングジャズのスタンダードナンバーであるベニー・グッドマンの「シング・シング・シング」など名曲の数々が物語を彩る。1951年、巨済島捕虜収容所に新しく赴任してきた所長は、対外的イメージアップのために戦争捕虜でダンスチームを結成するプロジェクトを計画する。収容所一番のトラブルメイカーであるロ・ギス、4カ国語を駆使する通訳者ヤン・パンネ、行方不明になった妻を捜す民間人捕虜のカン・ビョンサム、ダンスの実力を持ちながら栄養失調の中国人捕虜シャオパン、前職はブロードウェイタップダンサーの黒人下士官ジャクソンが集まり「スウィング・キッズ」が結成された。そんな寄せ集めダンスチームにある公演の話が舞い込む。D.O.がロ・ギス役を演じるほか、ブロードウェイミュージカルの最優秀ダンサーに授与される「アステア賞」の受賞者であるジャレッド・グライムスがジャクソン役を演じる。

スウィング・キッズ オンライントレーラープレイ

スウィング・キッズ 俳優

スウィング・キッズ 写真

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スウィング・キッズコメント(20)

laqjdom
laqjdom
捕虜としての不自由な暮らしの中で、生き甲斐を持ち、懸命に生きた、被差別者たちの熱くも苦しくて泣けるものがたり。
vapfhyo
vapfhyo
たぶんD.O.を他の韓国映画で見たことがあると思う。
EXOのことは知らない。
強い眉。キッとした眼力。みなぎる躍動。アジア枠を超える俳優だと思う。
オジョンセはドラマ/映画でひんぱんに見かける愉快な中年俳優。
ジャクソンとぽっちゃりの青年は初めて見た。
パクヘスは韓流ドラマで見たことがある。
ぷくっとした頬が特徴。
上背がなく小粒。
映画女優というよりアイドルの印象だった。
踊れるとは想像もできなかった彼女を、映画はしっかり輝かせていた。
リンダ姉さん役の女優も楽しかった。

悲劇を描写したかとおもえば、コミカルなタッチを挿入する。
イデオロギーや非情が、観る者の気分を覆ってしまう前に、さっと転換する。
──映画は押すばかりでなく、しっかり引いてくれた。
演出をわかっている人がつくっている。

過酷な宿命だがギラギラにはしない。
お涙へ振らない。
被害者自慢をしない。
結末に反して後味はすがすがしい。
Free as a birdがまるで主題曲のように染み入った。

このエネルギー。
キャスティング。
サウンドプロダクション。
自在に走るカメラ。
めまぐるしい編集。

見終えて、落ち着くと、なんていうか、その情熱を思う。
世界をあっと言わせてやろう。
映画もビジネスだが、それをまだ魔法だと信じている人たちがつくっている。
技術も出来もさることながら、その意識がうらやましかった。
比較するつもりは毛頭ないが・・・(以下割愛)。
wtrimm
wtrimm
朝鮮戦争下の貧しさの描写で画面が泥水や血糊や汚れで茶色ばっかり。ストーリーも登場人物の設定も暗くて残酷。せっかくのタップダンスを映画全体を覆う暗さを引きづって手放しで楽しめなかった。ダンスがもっとショーアップされた演出の舞台ミュージカルだったら好きだったかも。
plzchd
plzchd
爆音映画祭で上映するとのことで観に行ってきました。
いや〜行って良かったです。
最初は爆音だけにタップの音がうるさいな…と思ったのですが笑、終盤の舞台のシーンは圧巻でした。
ダンスチームとオーケストラとの掛け合いが楽しく見ていて胸が躍りました。
エンディングでFree as a birdが流れるのですが、この優しい音楽とともに映し出される写真に泣かされました。

D.O.は大丈夫、愛だの頃に比べめちゃくちゃ成長していてびっくり。
ラストのジョンソンとのタップもすごかったです。
オ・ジョンセさんもよく頑張っていたなぁ。
nbenvzw
nbenvzw
戦争は、今日の味方を明日の敵に容易に変えてしまう。
イデオロギーや絶対服従の命令で、人を縛りつけてしまう。

哀しいことの多い戦時下に、
大好きなことや一緒に取り組む仲間に出会い
夢中で生きた人たちのお話。