シャタード 美しき罠
プロット
アメリカ
02月02日 劇場で
沖縄狂想曲
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日本
02月03日 劇場で
緑の夜
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中国
01月19日 劇場で
ジャンプ、ダーリン
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カナダ
01月19日 劇場で
春の嵐がやってくるまで
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日本
01月19日 劇場で
チャロの囀り
プロット
日本
01月20日 劇場で
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アドリフト 41日間の漂流コメント(17)
主演のシャイリーン・ウッドリーは、典型的なアメリカ人らしいがっちりした体系でアメリカの等身大女子だ。おばさんになったら家の庭でレモネードでも飲んでおしゃべりしてそうだ。
そんな等身大女子が自分探しで転々としている設定は、共感を得られるのではないだろうか。
実話ベースの作品の場合、美人女優を使うより、等身大女子的な女優を使うほうがリアリティが増すのも事実。
角度では美人にみえるが、時々ぱんぱんに剥くんでいるのも個人的には好感がもてる。『ランボー 最後の戦場』のスタローンのような姿のたくましさも素晴らしい。そこに共感でる人にとっては、今回シャイリーンの様々な表情が観られて良いかもしれない。
実話がベースとなっているため、漂流後のストーリー展開は単調であるし、サメに襲われることもない。何より邦題で何日後に助かるかがわかってしまっているため、あと残り〇日だから、この残りの食糧なら…と計算できてしまうところが逆に不親切で、緊張感が和らいでしまっているから、そこは教えてくれない方がよかった。
実話だからこそ手を加えられない部分というのがあって、それが映画としての娯楽性を奪ってしまっていることで、この映画で何を観るかというと、恋愛シーンである。
世界を旅してきて、まだまだ旅を続けたい自分探し真っ最中な男女が他国で運命的に出会い、幸せに満ちていたはずが、待ち受ける残酷な現実によって、出会ったことが自分にとって、相手にとって、よかったのかということ回想していく。
これが長年連れ添ってきた相手であれば、また違った物語になったかもしれないが、出会ってまだ半年ほどしか経っていないタミーとリチャードにとっては、自分と出会ってしまったことで、自分が選択してしまったことで相手を危険にさらしてしまったのかもしれないけど、それでも「出会ってよかった」と答えを出すために、与えられた時間が41日ということなのだ。
はじめに、恋愛映画としても観るか、漂流パニック映画として観るかで評価は分かれるといったのは、そういうことだ。
賛:幸せだったヒロイン達の姿と、漂流中の過酷な姿とが交互に描かれる様子が、何ともいえない切なさを醸し出しているよう。大自然の脅威を前にした人間の無力さや、それでも最後まで戦い続けたヒロインの強さにも、思わず考えさせられる。
否:グロシーンが少しあるほか、思わず船酔いしてしまいそうな画も多い。
大海原で漂流してしまった、タミーとリチャード。本作では、幸せの絶頂だったタヒチでの2人の様子と、絶望に苛まれながらも、なんとか生き延びようと戦い続ける過酷な船上での様子とが、交互に描かれていくのが、得も言われぬ切なさを感じさせるようです。
そして何といっても驚かされるのが、ラスト10分で訪れる衝撃です。予告でも“胸をえぐるような衝撃”といっていましたが、本当にその通りで、なんとも哀しいというか、胸を締めつけられるような、そんな気持ちになりました。
ただ、どうしても漂流の映画なので、思わず船酔いしてしまいそうな映像が多かったり、ケガのシーンがあったりするのが、どうしても好みが分かれそうなところではあります。とはいうものの、壮絶な大自然の脅威と、希望を失わずに最後まで戦い続けたヒロインの姿を、是非ご覧になってみて下さい。
漂流し、辛い状況に立たされた時、幻覚を見てもなおその中に人は希望を差し込むものなのだということ。
漂流する作品は数多く存在するが、まだ見やすいタイプの作品だと思う。
名前は出さないが他作品のように食料が尽き、人間を食べるような酷いシーンもない。
長い航海は、日焼け・不眠・船酔い、そして幻覚などに悩まされることもある・・・なんて話がありながらも、1年間働かずとも食べていけるほどの報酬額に釣られ、依頼にのる主人公達。そして恐ろしい嵐に遭遇し、ヨットは沈みかけてしまい・・・。
とにかく有能な主人公が、絶望的な状況のなか奮闘する。
ストーリー自体はわかりやすいものだが、嵐のシーンなんかは本当にスリリングで、まるで天地(「地」じゃないか)がひっくり返ったような迫力!!
瞬間最大風速ならぬ、瞬間最大興奮度で言えば、今年観た映画の中でもトップかも。
絶望感、そして切なさも…やっぱりこういう映画は劇場でみるに限りますね!
しかし、海の人間はすごいなぁ~と。自分だったら、仮に安全が100%保障されていたとしても、一か月ヨットの上だけの生活なんて考えられん。。
海に沈む綺麗な夕日と、海の嵐のスリルを味わいたい人におススメ。