細雪(1983)

6.6/10
合計14件のレビュー
ジャンル   プロット
ランタイム   140分
言語   日本語
地区   日本
書かれた   市川崑
劇場で   05月21日 1983
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細雪(1983) プロット

三女の縁談を中心に四人姉妹のそれぞれの一年間の出来事を、四季折々の風物を絡めながら描く、谷崎潤一郎の同名小説の映画化で、脚本は「幸福」の市川崑と同作の日高真也の共同執筆、監督も市川崑、撮影も同作の長谷川清がそれぞれ担当。東宝創立50周年記念映画。

細雪(1983) 俳優

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細雪(1983)コメント(7)

Onkpgsismhx
Onkpgsismhx
総合55点 ( ストーリー:55点|キャスト:65点|演出:65点|ビジュアル:70点|音楽:50点 )

谷崎潤一郎の傑作との誉高い原作は残念ながら未読。映画のほうは、80年代制作らしい演出や演技が趣味に合わないなのか、それとも傑作なはずの話が趣味に合わないのか、自分ははまれなかった。もう落ちぶれながらも昔ながらの生活が忘れられずお高くとまったままの家族を見守るのが面倒だったのかな。豪華出演者たちだが、比較的好き勝手やっている姉妹と、やや肩身の狭そうな婿養子たちの役柄にも魅力をたいして感じなかった。電子音の音楽も雰囲気に合っていない。
物語も、どんな男と付き合うか、見合いをどうするか、転勤をどうするかなんてたいしたことだとも思えなかったし、たいしたことがあるような見せ方をしていない。恋愛はそれで十分に一つの作品になる普遍の主題だが、この作品では家族が片付けるべき問題の一つ程度の扱いしかされていない。最後はいろんな問題もさっぱりと片付いていくのだが、長い作品がその時までにはそれ以上に長く感じた。これで将来に原作を読もうかという気がかなり失せた。
Erewngsing
Erewngsing
没落期の大阪の商家の4姉妹を通して、移り行く時代の中でのそれぞれの女性の生き方を描く。映像がゴージャス。四女優がゴージャス。今の映画界ではこのような映画を作ることは不可能だろう。
昭和の上流階級の家庭生活、家屋にかんする考証など、市川崑以降、スクリーンに表現できる人がいないのではないか。
古手川祐子が末の娘を演じるのだが、ただ若いだけでなく、錚々たる役者たちの中でも、ひときわその美貌と熱演が目立つ。彼女の入浴シーンのサービスもあって、さぞ当時の男の観客を痺れさせたことだろう。
谷崎潤一郎の原作の重厚さ、豪華な和装に身を固めた女優たちの競艶、美しい京都の風景、お色気サービス。これだけいろいろな要素で、様々な観客を満足させようとする意図が、映画として全く破たんの影を見せず、どっしりとした風格を湛えている。
惜しむらくは音楽かな。当時の流行や実験的試みだったのかもしれないが、シンセサイザーの音が軽かった。やはりここはオケで音を作って欲しかった。
cxhrwdm
cxhrwdm
谷崎作品は『痴人の愛』しか読んだことがないのですが、さすが耽美主義と言われるだけあり、映画も美しかったので、原作も読みたくなりました。私は、生まれも育ちも関東なので、船場文化や家のあった場所の特別性が良く分からず、残念でした。関西の方の方がより楽しめそうですね。

フィルムの中の紅葉や着物、提灯の色彩が日本の文化の美しさを象徴しているようでした。現代の邦画を鑑賞してもこんな事を思うことはほぼないので、それだけ色々な日本文化が消滅してしまったのでしょう。
Clyrtiitfudf
Clyrtiitfudf
戦前で消えた、大阪船場の商家のお嬢様達の物語
(戦後 船場は商人の町から、普通の都市になってしまった)

若い頃は 上二人の姉妹の生き方が 当たり前だと考えていたが、歳月がたつにつれ 三女と四女のほうに共感できる
蒔岡家のプライドと培われた意識や価値観ゆえ、
なかなか結婚できない三女
(次女の家で居候になるしかない…苦しさと開き直り、でも段々、年は取る…!)
人形作家として 自立したい気持ちが 空回りする、四女
特に、四女は 単なる我儘娘に見られがちだが 公平な眼を持ち、その芸術家肌なところと自立心に好感が持てる(ちょっと、意地悪なところも…)

船場の言葉は、京都より公家言葉に近かったそうだ
(武家の影響を 受けていないから)
その たおやかさを一番表現しているのは、
次女役の佐久間良子だと思う
谷崎は この消えゆく言葉や文化を、惜しんだのだろう

美しい女優達、着物、桜… 堪能したが
市川 昆は音楽の好みが 悪いような気がする
(「おはん」もそう…)
Psxhinkogms
Psxhinkogms
かつては栄華を誇っていた大阪船場の旧家が時代とともに没落していく4姉妹の物語。
おっとり長女岸恵子と仕切り屋次女佐久間良子の圧倒的な存在感。
カマトト三女吉永小百合の浮きっぷり。
次女の婿の石坂浩二が俯瞰で蒔岡家を見る。
奔放な四女古手川裕子の豊満な入浴シーン。
ラストの店員(白石加代子)がいった「旦那さん、まだ若いんだから。」に石坂が雪降る外を見つめ涙して幕。
原作呼んで人物像や背景を知っていると細かな機微がより楽しめると思う。

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