私をくいとめて

7.1/10
合計14件のレビュー
ジャンル   プロット
ランタイム   133分
言語   日本語
地区   日本
書かれた   大九明子
劇場で   12月18日 2020
この映画を見たい?
 映画を見たい    しない

50% 欲しいです,合計 107

レビュー  |  共有する 

私をくいとめて プロット

「勝手にふるえてろ」の大九明子が監督・脚本を手がけ、芥川賞作家・綿矢りさの同名小説を実写映画化。のんと林遣都が初共演し、おひとりさま生活を満喫する女性と年下男子の不器用な恋の行方を描き出す。何年も恋人がおらず、ひとりきりの暮らしにもすっかり慣れた31歳の黒田みつ子。そんな彼女が楽しく平和に生活できているのには、ある理由があった。彼女の脳内にはもう1人の自分である相談役“A”が存在し、人間関係や身の振り方に迷った際にはいつも正しい答えをくれるのだ。ある日、みつ子は取引先の若手営業マン・多田に恋心を抱く。かつてのように勇気を出せない自分に戸惑いながらも、一歩前へ踏み出すことを決意するみつ子だったが……。みつ子の親友・皐月役で橋本愛が出演し、NHK連続テレビ小説「あまちゃん」以来となるのんとの共演が実現。

私をくいとめて オンライントレーラープレイ

私をくいとめて 俳優

私をくいとめて 写真

私をくいとめて Related

ソウルフル・ワールドオンラインで映画を見る
ソウルフル・ワールド
プロット  アメリカ
04月12日 劇場で
うさぎのおやこオンラインで映画を見る
うさぎのおやこ
プロット  日本
03月22日 劇場で
デューン 砂の惑星 PART2オンラインで映画を見る
デューン 砂の惑星 PART2
プロット  アメリカ
03月15日 劇場で
貴公子オンラインで映画を見る
貴公子
プロット  韓国
04月12日 劇場で
ソウルメイトオンラインで映画を見る
ソウルメイト
プロット  韓国
02月23日 劇場で
コール・ジェーン 女性たちの秘密の電話オンラインで映画を見る
コール・ジェーン 女性たちの秘密の電話
プロット  アメリカ
03月22日 劇場で
コットンテールオンラインで映画を見る
コットンテール
プロット  イギリス・日本合作
03月01日 劇場で
石岡タローオンラインで映画を見る
石岡タロー
プロット  日本
03月29日 劇場で
パリでかくれんぼ 完全版オンラインで映画を見る
パリでかくれんぼ 完全版
プロット  フランス
04月19日 劇場で
キック・ミー 怒りのカンザスオンラインで映画を見る
キック・ミー 怒りのカンザス
プロット  アメリカ
03月15日 劇場で
パスト ライブス 再会オンラインで映画を見る
パスト ライブス 再会
プロット  アメリカ・韓国合作
04月05日 劇場で

私をくいとめてコメント(14)

dbnjfo
dbnjfo
どうしても同じ大九監督、綿矢りさ原作の「勝手にふるえてろ」と比較してまう。のんは好きな俳優さんだけれど、やはり演技力では松岡茉優には到底かなわない。演出も「勝手にふるえてろ」のような自意識過剰な女子の脳内の妄想が炸裂して、シーンが連なるようなポップさがなかった。方向性なく不発な演出を重ねて何となく終わってしまった感じ。残念。
dkertrz
dkertrz
中村倫也さん、良かったな😃
吉住さんも🎵
臼田あさ美さんも🍀
xlszbdl
xlszbdl
まさに監督の前作の『勝手にふるえてろ』が大好きでそういった作品を期待して観に行きました。素晴らしかったです。作風はかなり前作を踏襲したものですが、焼き直し感は微塵も感じさせません。むしろ美しく磨きがかかり、完成(そういったものがあるかどうかは別として)に近づいている印象を受けました。

観たばかりで何を考えてもまとまりませんが、とても物語の要素が多いにも関わらず、大きく脱線せずまとまっていると思います。
印象的なシーンを列挙すると、過去の男性不審のエピソードが初めて示唆された温泉のシーンです。あの感情的な演技があまりに美しくまたこちらに突きつけられ、まさにあの場にいるかの様な感情を抱きました。浴衣姿で駐車場で泣くシーンも凄くリアルでした。
あの「A」の声に納得しつつ彼女の深い感情が徐々に不自然なく自らの口で語られていきます。最後のホテルの廊下のシーンは本当に凄かったです。
前作に引き続き、生活のリアルさが作品全体に圧倒的な現実感を与えていました。

ただただのんさんの演技に圧倒されました。衣装なども異常に可愛くて、悶えるようです。
bgcpiy
bgcpiy
全編クスクス笑えました。こんな作品は初めてかなと思います。

7年ぶりの共演も、Aの渋さも感じ良かったです。
wftqmw
wftqmw
のんは確かに「職人」。『勝手にふるえてろ』から3年経ち、再び同じ綿矢りさ原作を手掛けたが、やはり、文学的で複雑に展開する感じに飲まれてしまう。
この作品の主役はもちろん光子だが、主観で客観を語る。それは、Aが存在するから。大きな肝だが、観ていてうるさくは感じない。むしろ、軽快なやりとりに心地よさを覚える。しかし、光子がおひとりさまを好むきっかけに触れる闇に突入すると、作品の温度はガラッと変わる。コメディのような掛け合いがまるでなくなり、大九監督の作品にある、恐怖を突きつけられる。多田さんの存在すらもネガにしてしまい、救いがなくなるような息苦しさ。外側から映し出すことで、社会に潜むフェミニズムの悪と、心の闇を浮かばせる。その先にある「小さな幸せ」をユーモラスに描くので、救いは感じる。ただ、複雑で文学的。少々怖い。それでも、人と接することは努力が必要なことを突きつけられる。わかりみが深いが、傷をえぐるような猟奇ぶりの一面も伺える。
キャラが一段と立っているので、濃密な人間ドラマとコメディ気質なやり取りが軽快。おひとりさまこそ、火傷に注意。