海辺の家 プロット

42歳の建築デザイナーが余命4カ月と宣告され、離婚した妻のもとで暮らし、父に反感を持つ16歳の息子とともに、父の住んでいた家を建て直そうと決意する。ふたりは親子の絆を回復することができるのか。監督は「ロッキー」などの製作を経て「真実の瞬間」で監督デビューしたアーウィン・ウィンクラー。脚本は「恋愛小説家」のマーク・アンドラス。撮影は「ディア・ハンター」などのベテラン、ビルモス・ジグモント。

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海辺の家コメント(4)

zwtroh
zwtroh
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人は死に直面して初めて素直になって、変わることができる。

主人公演じるケビン・クラインは脳腫瘍で余命幾ばくもないとないと知り、別れた妻に素直にいまだ想いがあること、後悔している事を告白、息子と家を作り、その家を自分だと思ってもらう事で自分の人生を締めくくろうとします。

その姿勢に反抗していた息子や、最初は毛嫌いしていた元妻、彼を変人扱いしていた近所の人々も、やがて段々と彼を通じて和となり、家造りというイベントでその周辺に完全なる調和をもたらします。

自分もこのとしになって、考えるのだが、もう半分は折り返した。
人生の最後に何かを成し遂げたいという気持ちは痛いほどわかる。

しかもいきなり、勤務先を解雇されたりしたら、余命4カ月ってわかったら、もう夢を実現させるしかないって思っちゃうよ。

んで、選んだ道は息子と新しく家を建てる事。
別れた元妻に引き取られた息子はグレて薬はやるは、売春はやるは顔中ピアスだらけの超今どきのバカ息子。
なんとかして引きずり出し、夏休みに自分と一緒に家を建てさせる。やっぱり男同士ってなんか行動でしかわかりあえないのかも。
最後はすこし、涙がでた。

結構あり物のストーリー。
原題が「Life as a house」なのです。
ぜんぜん邦題の「海辺の家」って違うんですが・・・・。
家を通しての人生ってかんじでしょうか。

SWでデビューする前の、ダースベーダーを演じたヘイデン・クリステンセンが出てるって聞いて観たのですが隠れた名作でしたね。
ljhmygw
ljhmygw
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「海辺の家」を作る。主人公が描いていたその夢は、それぞれの登場人物、そして主人公本人でさえも、色々な違う意味を持ち出す。
家作りという1つの目的、作業の時間を共にすることで、その想いや意味を共有し、重ねあわせていく。
いままで決して重なり合わなかった心のふれあいが感動をうみます。
nbenvzw
nbenvzw
余命宣告をされた父親と反抗する息子が、一夏を海辺の家で過ごしながら、互いに溝を埋めていく物語。
眼下に海を見下ろす家と風景の美しさと、
父親が最後に生きた証を残そうと懸命に奔走する姿が印象的。

また、本作はこの後公開される、スターウォーズエピソード1~3の主人公アナキン・スカイウォーカー役でブレイクする直前のヘイデン・クリステンセンがアナキン役ばりの反抗真っ盛りの青年役を演じてることも注目のポイント。
懸命に語りかける、父親を観て、最後は改心する様子が魅力。

生きた証を残すということ、また、愛の形を残すということについて、語りかける作品だと想いました。
fvboes
fvboes
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総合:80点
ストーリー: 80
キャスト: 75
演出: 85
ビジュアル: 80
音楽: 80

犬と共に寝ていた親父が起き抜けに海に向かって立ち小便するし、飼い犬も負けじと隣の家の車に小便するしで、最初はコメディ映画なのかと思った。いかれたパンク化粧の少年も登場するし、どう見ても真面目な雰囲気がなかった。

だがすぐにそれは一変し、家族模様の話になりそれぞれの人生や人間関係が明らかにされ解きほぐされてくる。人間この先がないとわかれば今までと価値観が完璧に変わり、過去のしがらみを捨て素直な気持ちになれる。遣り残したこと、後悔していること、間違っていたこと、それらが一度に押し寄せる。残された短い時間の中ではためらっている時間などない。せめて今からは悔いの残らない人生の終わりを迎えられるようにしたい。
途中途中ではコミカルな場面が散りばめられ、ちょっと激しいやりとりもある。だが美しい海辺の住宅地を背景にして、時には悲しみを含んだ音楽と共に時には波とカモメの鳴き声と共にゆったりと時間が流れて行き昇華していく。映画の最初の雰囲気とは正反対のその静かで穏やかな雰囲気の中で、登場する人々の感情と思いが一つの家に残された。

深刻になりすぎず、美しくだけ描こうとするのではなく、それでも最後にはみんなの想いを綺麗にまとめた。物語も雰囲気も良かった。物悲しさと寂しさと美しさを併せ持つ「Both Sides Now」を流しながら、夕暮れにかすむ海を背景にしてかつて結婚していた二人が踊り、それを見守る長男がいる場面が最も秀逸。それはかつて生まれた長男の子守唄にしていた家族の想い出の曲であり、作りたかったのに作り上げることが出来なかった理想的な家族像の姿だった。
このBoth Sides Nowは映画のサントラ未収録ですが、Joni Mitchellの2000年発売のアルバム 「Both Sides Now」に入っているようです。原版は1960年代の発売ですが、映画で使用された曲は美しく感傷的なサクソフォンが入った新録音で、場面と共にこのバージョンも実に素晴らしい。