様々なシチュエーションでコスプレして撮影するユニークな家族写真で注目を集めた写真家・浅田政志の実話をもとに、二宮和也と妻夫木聡の共演、「湯を沸かすほどの熱い愛」の中野量太監督のメガホンで描いた人間ドラマ。4人家族の次男坊として育ち写真家になった主人公・政志を二宮、やんちゃな弟をあたたかく見守る兄・幸宏を妻夫木が演じ、家族の“愛の絆”や“過去と今”をオリジナル要素を加えつつ描き出す。
浅田家の次男・政志は、幼い頃から写真を撮ることが好きだった。写真専門学校に進学した政志は、卒業制作の被写体に家族を選び、浅田家の思い出のシーンを本人たちがコスプレして再現する写真を撮影。その作品は見事、学校長賞を受賞する。卒業後、地元でパチスロ三昧の3年間を送った後、再び写真と向き合うことを決意した政志が被写体に選んだのは、やはり家族だった。
様々なシチュエーションを設定しては家族でコスプレして撮影した写真で個展を開催したところ、気に入った出版社が写真集を出版。プロの写真家として歩み始める政志だったが、全国の家族写真の撮影を引き受けるようになり、その家族ならではの写真を模索・撮影するうちに、戸惑いを感じ始める。そんなある日、東日本大震災が起こり……。
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浅田家!コメント(3)
前半は浅田家の成り立ちから、「主人公と写真」を中心に描かれています。
個人的に少し気になった点は、ある期間に主人公が久しぶりに家に戻ると腕に本格的なタトゥーが入ったりしています。フィクションもあるオリジナルストーリーとは言え、実話ベースで、後半にも関係するため、ある程度の背景説明があっても良かった気がします。
前半の最大の要は、(浅田政志本人によって撮られた再現度の高い)「コスプレ家族写真」でどれだけ興味を引くことができるのか、だと思います。
後半は、ガラッと変わり、「家族写真」で写真家として評価された主人公と、東日本大震災による津波で被災して家族や家を無くしてしまった人たちとの交流を描いています。
ここで菅田将暉が登場しますが、菅田将暉の「場に溶け込む演技」は新鮮でした。
二宮和也は終始ブレることなく自然体で演じ切っています。特に涙を流すシーンはバリエーションと共に流石の演技力でした。
黒木華や妻夫木聡の演技も良く安定感があります。これまでの中野量太監督作と同様に「壮大な物語」という訳でもないので、どこまで客層が広がるのか興味深いところです。
主人公が、家族や幼馴染に支えられて、本人のやりたいこと、やるべきことができていく成長物語でもあり、良質な作品であることは間違いないと思います。
浅田家での内容はコミカルに。それ以外の内容はシリアスに描いた人間模様。3.11東日本大震災も盛り込んでいる。
確かに次男がする行動は面白いし、感動も出来る。
しかし、それは震災を近場で体験してない方が多いだろう。
震災を近場で経験したものとして以下に意見を述べたい。
津波後その場所復興に携わった人であれば「なんじゃ?この描き方(実際に有った内容とのリンク不出来な脚本)は?」と思わせる内容。
また、未来への希望を見出すよりかは過去の「傷」をほじくり出す脚本。
お涙ちょーだいしたいが為に、過去を簡単に掘り返すのは辞めてくれ。そちらの傷の方がこの作品は大きい。
確かに震災で汚れた写真を綺麗にした人達は居たし、語り継がれている。
しかし、そこをクローブアップしてくれなんて誰も思わない。
ボランティアなら尚更だ。被災した人達を考えれば。
そこをクローブアップしつつ、震災後ボランティア従事している次男の事を心配もせず、「今度いつ浅田家最新作の写真撮るのだろうか?」と上の空の他浅田家家族たち。
なんですかね?この温度差。そこ面白い?
母親役の風吹ジュンが次男役の二宮にビンタした時はさすがに共感は出来なかった💦
震災した町は架空(洋野町と野田村合体ですか?)でお隣八戸はキチンと名前を出す?
ラストに出てくるどデカイ防波堤はまたまた違う南側お隣さんの田老町だろ?
震災映像を街的に「ごちゃ混ぜにするな‼️」とも言いたくなる😖
浅田家のコミカルさと震災のシリアスさが上手く噛み合って無いと感じました。
涙が出るのをこらえた!
二宮君の演技が凄すぎて
TVとは全く違う。
邦画の良さが詰まった優しい映画で
エンドロール最後の本家の家族写真も
クスッと笑えてほんのり優しい!