夏時間の庭

6.5/10
合計12件のレビュー
ジャンル   プロット
ランタイム   102分
地区   フランス
劇場で   05月16日 2009
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夏時間の庭 プロット

画家だった大叔父のアトリエに1人で暮らしていた母が突然亡くなり、その3人の子供たちにパリ郊外の広大な屋敷と庭、貴重な美術品コレクションが遺産として残される。3人は遺産の相続処理を進める中で、思い出の詰まった家への愛着と、経済的に厳しい現実とのジレンマに向き合うことになる。出演はジュリエット・ビノシュ、シャルル・ベルリング、ジェレミー・レニエ。監督は「イルマ・ヴェップ」のオリビエ・アサイヤス。

夏時間の庭 俳優

夏時間の庭 写真

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夏時間の庭コメント(8)

xshbov
xshbov
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夏時間―――、陽光きらめく庭で、家族がそろい母の誕生日を祝う。子供達の笑い声の響く幸福な風景から本作は始まる。しかし、この明るく温かいシーンの裏にはかすかに「死」の影がある。死・・・人間の死だけではなく、芸術の衰退を含めたものが本作のテーマなのだ。母が守ってきた大きな屋敷には、コローを始めとする貴重な芸術作品が“日常品”として使われている。マジョレルの机には書類が山積み、ホフマンの戸棚からは飛行機のオモチャ、ブラックモンの花瓶には野の花が活けられる。オルセー美術館の前面協力のもと、これらの芸術品は全て本物だ。普段美術館の展示室の人工光の中で、整然と並べられている美術品たちは、自然光の中で本来の役目に立ち戻り、活き活きとしているようにも見える。しかし、やがて幸福な夏時間は過ぎる・・・。母の死後、遺産を相続した子供達たちは、話し合いの結果、屋敷を売り、美術品を美術館へ寄贈することを選択する。母親の思い出を大切にしたい長男の意思に反して・・・。感傷よりも現実の生活が大事。妹たちを誰も責められない。大丈夫、人間は“思い出”だけで生きていける。その“思い出”を大切にしていけばいい・・・。
時は過ぎ、思い出となり、芸術の「形」も変化していく。コローの風景画は、若い孫たちには「古臭い」ものとなり、若者は若者の文化を育て上げる。幸福な家族の風景で始まった物語は、騒がしい若者のパーティーで締めくくられる。他人の持ち物となる前に、若い孫娘が、屋敷で最後のパーティーを開いたのだ。大音響のロックや、部屋の中でボール遊びをする若者達の姿をどう捉えるか?古きものを冒涜し、芸術に見向きもしない若者を嘆くか?いや、そうではない、後ろを振り向かない若者達の未来を見るべきだ。彼らには彼らの「文化」や「芸術」がある。ゴッホやピカソが当時の保守的な人々から眉をひそめられたように、彼らの「芸術」も大人たちから眉をひそめられている。しかし、ゴッホやピカソが古典となったように、彼らの「新しい芸術」も、未来の若者達から「古臭い」と言われる日がやって来る。そしてそれらの「芸術」も、美術館の片隅にひっそりと展示されるようになるのだ。この時代の変化を嘆いてはいけない。彼らにも大人と共用できる「思い出」があるから・・・。陽光あふれる庭は、時の移り変わりを見ている。本作は日々の細々した生活に追われ、バラバラになっていく家族たちが、美術品を通して同じ思い出を共有することで、絆が生まれるという、普遍的な家族の愛を描いた爽やかな物語だ。
Llshyifneo
Llshyifneo
母親の死をきっかけに、兄弟達の過去と現在の葛藤を描いているのですが、もう少し盛り上がりがある展開だったら良かったです。

フィルムの中の庭は、あんなに綺麗だから。
Mhokxpsgnis
Mhokxpsgnis
ネタバレ! クリックして本文を読む
内容も、題材も悪くないんだけど、登場人物になんだかイラッとした。

出てくる兄弟も、その子供も、それぞれにあの家を愛していたのだろうとおもうし、
それもなんとなく伝わってはくるのだけど、
それぞれがあまりにも勝手すぎるのと、気持ちの描写がわかりづらいので、
結局のところ、自分勝手の集まりのようにしか思えない。

孫が最後にちょっと泣くのは素敵なはずなのに、なんだかそれすらイラッとした。

本当に、あの家を、あの家族を想っていたのは、結局のところ、
死んだお母さんと、家政婦のばあちゃんだけなんじゃないかと思った。

でてくる品々の良さも活かしきれていない感じで至極残念。
Ersnentyaelce
Ersnentyaelce
これまで時間があわんかったのは、
観なくてもいいよ、っていうメッセージだったんだ
評価低かったけど、まさかこれほどまでヒドイとは・・・

フランス
オルセー美術館から貸し出された
美しい美術品の数々が、最大の売りなのは知っていましたが、
まさか脚本が、ここまでズタボロだとは想像もできませんでした。

人物描写は浅いし、
肝心の親子についての話も御座なりで、もうメチャクチャ。

美術品を見せたいにしても、
ここまでヒドイと美術品も泣いてしまいます。

名画座の人も、
ちゃんと作品を観た上で上映したのかな。
フィルムを配給元から安価で借りられただけではないですか。
まさか、配給別作品とのバーターじゃないですよね。

☆彡     ☆彡

2本立てだから、まだ我慢できますが、
これを単体で鑑賞していたらと思うと・・・。
窓口で暴れていたかもしれんな(苦笑)

う~~ん、
2009年洋画ワーストワン作品ですね、こりゃ(泣)
Fccuiatdlillf
Fccuiatdlillf
フランス映画にしては、わかりやすい現代事情の内容で、淡々としている。もう少しストーリーに波があっても良かったのかも。ジュリエット・ビノシュの良さも半減。