トラベラー
プロット
イラン
10月17日 2021 劇場で
ミッドナイト・ランナー
プロット
韓国
03月24日 2018 劇場で
ミッドナイト・スカイ
プロット
アメリカ
12月11日 2020 劇場で
ミッドナイト・エクスプレス
プロット
アメリカ・イギリス合作
10月21日 1978 劇場で
ミッドナイト・ファミリー
プロット
アメリカ・メキシコ合作
01月16日 2021 劇場で
ミッドナイト・クロッシング
プロット
アメリカ
03月24日 1989 劇場で
このサイトは、映画のポスター、予告編、映画のレビュー、ニュース、レビューに関する総合的な映画のウェブサイトです。私たちは最新かつ最高の映画とオンライン映画レビュー、ビジネス協力または提案を提供します、私達に電子メールを送ってください。 (著作権©2017-2020 920MI)。メール
ミッドナイト・トラベラーコメント(5)
今話題のタリバン、アフガニスタンでの精一杯の行動。
ところで、今のコロナ大丈夫かなぁ~
ヤバいですよね。
その様子をスマホで撮り続けた訳だが、映像としては、それほどのものは見当たらない。
野宿をしたり、難民キャンプに身を寄せたりしながら、家族で国を転々とするのだが、移民を排斥する国もあり、落ち着きどころはなかなか見つからない。
確かに、日本にいる我々は何も口は挟めないが、ナレーションを付けて、ニュース映像にすれば、三十分程度の内容だろう。
難民となった家族の物語として観たほうが、しっくりくる作品かもしれない。
とはいえこの映画で一番重要なのは、スマートフォンによってあらゆる状況で映像を撮られるように見える現在にあっても、撮られない/撮り得ない映像もまた存在するのだということだと思う。セルビアで一家を襲う難民排斥派による暴力、娘が行方不明になった際に父親=監督の聞こえたカメラを回せという悪魔の囁き、それらを告げるナレーションは、ひょっとすると流転の家族の悲劇以上に、安全地帯で映画を観る観客を突き刺すのかもしれない。
しかし、こうして実体験をダイレクトに見せつけられると、どんな情報・報道・ジャーナリズムよりもリアルであり、今まさに話題になっているアフガンとかタリバンのことについても、ホント表層的なことしか理解していないような・・・という思いに─
確かにマスメディアなくしては難民一人一人の真実など知る由もないとは思うけれど、そこで伝いきれないものとか、果たして嘘偽りがないのかとか、世に飛び交う情報を自分自身で判断する材料がめちゃくちゃ増えるような気がするので、こういったスマホで撮った作品のパワーを痛感します。
難しい映画だと思うので、見る前に、不安定の中で記録し続けている苦労と誰が誰を撮っているかということを想像しながら鑑賞すると、作品への興味がなぐっと高まると思います。