ディヴァイン・フューリー 使者 プロット
「ミッドナイト・ランナー」の主演パク・ソジュンとキム・ジュファン監督が再びタッグを組み、悪魔祓いをテーマに、若き格闘家とベテラン神父が悪に立ち向かう姿を描いたアクション。幼少期に事故で父を亡くし、そのせいで神への信仰を失ったまま育った総合格闘技の若き世界チャンピオンのヨンフ。ある日、彼は右手に見覚えのない傷ができていることに気づく。傷について調べるうち、何かに導かれるかのようにバチカンから派遣されたエクソシストのアン神父と出会ったヨンフは、自身の内に秘められた正義の力の存在を知り……。アン神父役は「光州5・18」「シルミド SILMIDO」などで知られる演技派アン・ソンギ。
ディヴァイン・フューリー 使者 オンライントレーラープレイ
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ディヴァイン・フューリー 使者コメント(6)
ラストが盛り上がりに欠けました。
UFCファイターがエクソシスト活動を行ったり、教会と祈祷が同居する変なテイストで面白い。神父さんがとても魅力的であんなお父さんいたらさぞ心強いと思わせ、主人公が心酔するのもわかる。悪魔の親玉がクラブ経営して、半グレに恐喝されていたのけど撃退してこらしめるのも面白い。
God loves everyone of us.
So, if we pray sincerely, God will hear all our prayers......
しかし...子供は、その言葉を信ずるあまり傷ついただけでなく、神をも信じられなくなる。その出来事はあくまでもこの物語の伏線であり、主人公のヨンフが後に大人になって格闘家として成長し、アン神父と共に悪魔の使徒と戦うところは...ワイヤーアクションあり、ギミックを使ったゴア表現ありと韓国ではただ人を怖がらせるだけの悪魔祓い映画をこのようなにアクション映画としても楽しめる映画にしましたよと言いたいように描かれている。
Close your eyes now and repeat what I say.
Holy snake, come to me.... come to me.
I put my trust in you.
子供を誘うには優しく丁寧に... 子役さんの役者としての努力の分かる一面も持ち合わせている本作... それとは別にとにかく画面の構図や建物、最後の格闘シーンにおける色使いなど映像においてスタイリッシュという言葉がまさに当てはまるほど美術監督の才が光っていると同時にメーキャップアーティストも引けを取ってはいない。
東洋人がエクソシスト映画... はっきり言って一歩間違えればアンポンタンな陳腐なというものになりかねない内容をアン神父役のアン・ソンギという役者さんのオーラのような雰囲気がこの映画を支えていて、また悪魔の使徒役としての何とも言えない美しいのか？ それともないのか？ ”あたかもあなたはヌエのよう” なんて？ウ・ドファンさん...
Demons can take any desired appearance,
even that of an angel of light.
古くからは悪魔の使者として登場するワタリカラス... アニメ”地獄先生ぬ〜べ〜” のような右手... 色々と映画としての面白みが満載の映画と言える中に何故か満足のいかないものも存在する映画となっている気がする。
「2時間を超えると、これには非常に長い時間となり、あまりにもひどく無意味な会話としっくりこない感傷的な時が恐怖と面白みを浪費している。」.... とエンタメサイトVarietyより
主演のパク・ソジュンを好きなら間違いなく楽しめるが、そうでもないなら微妙かも。少年マンガ的な話の飛躍やトンデモ設定を受け入れられたらそれなりに楽しめる。アクションシーンはちゃんとしてるし、過去のトラウマ克服や仲間との絆も描かれてて、少年マンガ的な王道を行く話だ。
若干気になったのが敵役。それなり悪いやつの設定だったが、ああなってしまう過程や葛藤みたいなものを入れてもよかった気がする（韓国映画へのハードルが高くなってるからだけど）。
大ボスが倒されてるわけではないので続編もできそうだなと思っていたら、そっちで続編！？と少し驚いてしまった。もちろんできたら観たい。