謎の女を追って、気だるく澱んだロスの街を徘徊する私立探偵フィリップ・マーロウの行動を描く。製作総指揮はエリオット・カストナーとジェリー・ビック、製作はジョージ・パパスとジェリー・ブラックハイマー、監督は「ブルージーンズ
ジャーニー」のディック・リチャーズ。レイモンド・チャンドラーの原作をデイビッド・Z・グッドマンが脚本化。撮影はジョン・A・アロンゾ、音楽はデイビッド・シャイアが各々担当。出演はロバート・ミッチャム、シャーロット・ランプリング、ジョン・アイアランド、シルビア・マイルズ、アンソニー・ザーブ、ハリー・ディーン・スタントン、ジャック・オハローラン、ジョー・スピネルなど。
さらば愛しき女よコメント(5)
次々に勝手に向こうからやってくる人物と事件が怪しい。貧乏そうな私立探偵に気だるい街にそれっぽい音楽と、いかにも昔ながらのハードボイルドの定型にきっちりと合わせて作られた作品。同じ主人公が登場するチャンドラー原作の『ロング・グッドパイ』よりも、物語は動きがあるし謎めいていて良い。
ちょっと引退寸前?くらいのお年寄り加減(^^;)
息切れしないか?と思いながら事件は進んでいくのだけれど
かえって落ち着いていて格好いい、渋い
主演のロバートミッチャム、渋い。が、あの雰囲気なら私はやっぱりコロンボ世代。シャーロットランプリング、綺麗ですが、目つきが怖すぎてなんか…シルベスタスタローンがいたのが笑えました。
昔すぎて私には世代が合わなかった感じ。主演等の俳優さんが好きなら楽しめると思います。