この世界に残されて

6.7/10
合計14件のレビュー
ジャンル   プロット
ランタイム   88分
言語   まだ情報はありません
劇場で   12月18日 2020
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この世界に残されて プロット

ナチスドイツにより約56万人ものユダヤ人が虐殺されたと言われるハンガリーを舞台に、ホロコーストで心に深い傷を負った孤独な男女が年齢差を超えて痛みを分かち合い、互いに寄り添いながら希望を見いだしていく姿を描いたハンガリー映画。1948年。ホロコーストを生き延びたものの家族を失った16歳の少女クララは、42歳の寡黙な医師アルドと出会う。クララはアルドの心に自分と同じ欠落を感じ取り、父を慕うように彼に懐く。同じくホロコーストの犠牲者だったアルドも、クララを保護することで人生を取り戻そうとする。しかしソ連がハンガリーで権力を掌握すると、世間は彼らに対してスキャンダラスな誤解を抱くように。そして2人の関係も、時の流れと共に変化していく。

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この世界に残されてコメント(5)

szcvzl
szcvzl
ホロコーストを生き延びた対価は家族を失った孤独。あまりにも惨いけど、
このような状況に置かれた人はきっとたくさんいたのだろうな。
孤児であることを頑なに認めない主人公の少女クララの姿が切ない。孤児であること=両親の死を認めることだからだろう。
残された方が辛い、そう思ってしまっても仕方がない。

そんなときに父の姿を重ねられる医師アルドと出会い、孤独で暗いクララの世界に少しだけ色が付いたような印象だった。

明確にでは無いのだけれども、終わりの方まで書いてしまうと中にはネタバレと感じる人もいるので、続きはちょっと下げて書きます。

終わり方はちょっぴり切なかったな。幸せであるけど、解釈によっては再び残されることになってしまう。でも、そのシーンの描写があるからこそ、クララにとってアルドがかけがえのない存在だったと同時に、アルドにとってもクララがとても大切な存在だったことがより強調され、二人の関係性がより美しく見えた。
jnrusx
jnrusx
まず単刀直入に『この世界の片隅に』をパクったような邦題がダサい。鑑賞した後だと、この邦題を付けたニュアンスはなんとなく理解できるものの、にしてもイマイチ。
ホロコーストで家族を失った、ハンガリーの42歳の婦人科医師と16歳の少女の心のつながり。出番当初は、幼さが抜けきれない雰囲気を醸し出していた少女が、医師と出会い生活を共にしていくうちに、大人の女性のそれになっていく。一方の医師も、最初こそは最低限の触れ合いしかしなかったのに、日を重ねるうちに少女に対する態度が変化していく。
両者の関係は、果たして友人なのか親子なのか、もしくは…といった、今にも一線を超えそうで超えない関係がポイント。これをピュアと感じるか、じれったくてイライラするかは人それぞれ。
正直言って物語の吸引力は薄いし、背景でチラつく戦後ハンガリーを覆うスターリン圧政を把握しておかないと、途中で付いて行けなくなる可能性が。ラストは一応のハッピーエンドを迎えるも、どこか不穏さも感じさせるあたりは、動乱に翻弄されていく同国の将来を暗示させるといえるかも。

余談だが医師役の俳優は、ハンガリーで起こったシリアルキラーの連続殺人事件を扱った映画で犯人役を、そして少女役の女優はその映画で犯人に殺される女性を演じていたとか。それを踏まえると、本作での役柄との対比が効いている。
vjjfzz
vjjfzz
クララが少女から大人へと成長していく過程がビジュアルとしてもしっかり伝わってくる。
医師のアルドのなんとも言えない落ち着いた雰囲気が良い。

過去の出来事に似てる夢をみるのは、自分でも気づかない内にトラウマや傷になっているなあと思うので、クララの見た夢を思うと胸が痛んだ。
igwpoqb
igwpoqb
第2次世界大戦後、ホロコーストを生き延びたある男と、少女の出会い。
静かなブダペストの街に残す二人の奇跡。

恋か、愛か、それとも情か?
名前のない感情を、小説のような丁寧な描写で紡いでいく。

観終わった後、じんわり、暖かく、そして希望に満ちる名作!
nuqwci
nuqwci
ネタバレ! クリックして本文を読む
戦争孤児となった主人公の少女クララが、通院する婦人科の医師アルドに父親の存在と重ね想いを抱き親代わりとなっている叔母を通して生活を共にしていく。

アルドは寡黙でお堅い人のように見えたが生活を共にしていくうちにアルド自身も妻子を失いクララ同様心に大きな傷を負っていく事に気づき共鳴していく。

互いに大きな傷を負い互いに慰め合おうとするが年齢差から一線は越えられない関係にどうしても壁を感じ合う。
最終的にクララはアルドに恋をするが、アルドは最後まで壁を作り発展する事はなく、クララは最後は同級生と結婚し作品は終わる。

クララとアルドの心理描写がメインとなる作品でドラマチックな作品ではないため合わないと非常に眠気を誘われる。
個人的にはあまり2人の掛け合いに心奪われる事なく、共鳴できず淡々と作品を見る事しか出来なかった為退屈ではあった。