六角精児

高校時代に演劇を始め、その後、高校の1学年先輩だった横内謙介が主宰する劇団「善人会議」（現：扉座）の旗揚げに参加。同劇団の主な公演に出演するほか、客演も数多くこなし、ケラリーノ・サンドロヴィッチや蓬莱竜太、倉持裕ら気鋭の演出家の作品に多数参加する。90年代以降、映像作品への出演も増え、05年のTVドラマ「電車男」で注目を浴びる。刑事ドラマ「相棒」シリーズ（01～）では、鑑識官・米沢守を好演し、09年にはスピンオフ映画「相棒シリーズ　鑑識・米沢守の事件簿」で映画初主演を務めた。そのほかの出演作に、映画「着信アリ2」（05）、「東京タワー　オカンとボクと、時々、オトン」（07）、NHK連続テレビ小説「純情きらり」（06）、TVドラマ「拝啓、父上様」（07）、「美男（イケメン）ですね」（11）、「ルーズヴェルト・ゲーム」（14）などがある。歌手としてギターの弾き語りライブも行うほか、鉄道マニアとして知られている。