ロバート・ロドリゲス

子どもの頃から映画好きで8ミリに慣れ親しむ。テキサス大学卒業後、製作費7000ドルで撮りあげた長編デビュー作「エル・マリアッチ」（92）は、最終的にコロンビアによって全米配給され、インディペンデント・スピリット・アワードの最優秀新人監督賞を受賞（その後、アントニオ・バンデラス主演「デスペラード」としてハリウッド資本で自らリメイク）。その後「シン・シティ」製作時に、原作者のフランク・ミラーを説き伏せて共同監督に迎え、彼の名前をクレジットに載せるため米監督組合を脱退した逸話は有名。クエンティン・タランティーノと親交があり、お互いの作品に出演やゲスト監督として参加しあっている。その他「フロム・ダスク・ティル・ドーン」「スパイキッズ」シリーズなどがあり、低予算作品で大きな成功を収めている。