ボリス・コジョー

ガーナ人の父親とドイツ人の母親のもと、オーストリア・ウィーンに生まれ、ドイツのフライブルクで育つ。10代の頃はテニスに打ち込み、奨学生として米バージニア福祉大学に進学したが、背中を痛め競技生活を断念する。その後、モデルとしてキャリアをスタートさせ、イヴ・サンローランやラルフローレン、GAPのキャンペーンに出演。まもなく俳優業にも進出し、2000年の「ワン・オン・ワン　ファイナル・ゲーム」（日本劇場未公開）で映画デビューする。TVシリーズ「Soul Food（原題）」（00～04）の出演をきっかけに米国で広く知られるようになり、同作で知り合った女優のニコール・アリ・パーカーと結婚。その後、「スターシップ・トゥルーパーズ3」（08）や「サロゲート」（09）といったSF映画に出演し、09年「熱いトタン屋根の猫」でブロードウェイデビュー。人気SFアクション「バイオハザード」シリーズの第4弾「アフターライフ」（10）と第5弾「リトリビューション」（12）に参戦し、TVシリーズ「アンダーカバー」（10～12）ではググ・バサ＝ローとともに主演を務めた。その後の出演作に、エロティックスリラー映画「マッド・ナース」（13）やミステリードラマ「アンフォゲッタブル　完全記憶捜査」（14）などがある。