シエナ・ミラー

米ニューヨークシティ生まれ、英ロンドン育ち。18歳の時にニューヨークに戻り、リー・ストラスバーグ・シアター・アンド・フィルム・インスティチュートに入学。モデルとして活動しながら、舞台作品に出演する。2001年、「South Kensington（原題）」で映画デビューし、英BBCのシットコム「Bedtime」（～03）にもメインキャストとして出演。04年の「レイヤー・ケーキ」で脚光を浴び、「ファクトリー・ガール」（06）では60年代を代表するポップアイコンのイーディ・セジウィック役で主演を務める。「ザ・エッジ・オブ・ウォー　戦火の愛」（08・日本劇場未公開）で英インディペンデント・スピリット・アワードの助演女優賞にノミネートされ、「G.I.ジョー」（09）でハリウッド大作に初出演。私生活では、「アルフィー」（04）で共演したジュード・ロウとの度重なる破局と復縁が話題を呼んだほか、リス・エバンスやDJジョージ・バーカー、バルサザール・ゲティと交際。12年には婚約者トム・スターリッジとの間に第1子となる長女を出産した。その後、アカデミー賞ノミネート作「フォックスキャッチャー」「アメリカン・スナイパー」（ともに14年）で女優として再注目され、、J・G・バラードのSF小説を映画化する「High-Rise（原題）」（15）やデニス・ルヘインの犯罪小説「夜に生きる」の映画化「Live by Night（原題）」（17年全米公開予定）と話題作への出演が続く。