オルガ・キュリレンコ

ウクライナ南部のベルジャーンシク出身。子どもの頃から絵画やピアノ、バレエを習う。13歳の時に母親と旅行でロシア・モスクワを訪れた時にスカウトされて、モデルとして活動を始める。16歳で仏パリに移り、数々のファッション雑誌で表紙を飾る。その後女優に転向し、映画「L'annulaire （英題：The Ring Finger）」（05）でスクリーンデビューを果たす。「パリ、ジュテーム」（06）や「ヒットマン」（07）などに出演して徐々に注目を浴び、「007」シリーズ第22弾「慰めの報酬」（08）でボンドガールに抜てきされ、一躍有名になる。トム・クルーズ主演のSF大作「オブリビオン」（13）でヒロイン役を務めたほか、「ある天文学者の恋文」（16）、「スターリンの葬送狂騒曲」（17）、「テリー・ギリアムのドン・キホーテ」（18）、「9人の翻訳家 囚われたベストセラー」（19）などに出演している。