アレクサンドル・アジャ

フランス、パリ出身。両親はともに映画監督。子役として父親の監督作に出演し、映画制作に親しんで育つ。1997年、初監督短編「Over the Rainbow」が第50回カンヌ国際映画祭で上映され、注目を集める。長編監督デビュー作「Fria」（99）ではマリオン・コルティヤールを主演に迎え、第2作となるスプラッタホラー「ハイテンション」（03）ではあまりにも残虐な殺戮シーンで物議を醸した。77年のホラー映画「サランドラ」のリメイク「ヒルズ・ハブ・アイズ」（06）でハリウッドに進出。「ミラーズ」（08）、「ホーンズ容疑者と告白の角」（13）、「ルイの9番目の人生」（15）といった叙情的なサスペンスホラーに定評がある。その他の監督作にパニックスリラー「ピラニア 3D」（10）、サバイバルスリラー「クロール　凶暴領域」（19）など。