南果歩

兵庫県出身。高校生の時にダンスを始め、東京の桐朋学園・演劇科に進学。在学中の84年、映画「伽揶子のために」のオーディションに合格し、ヒロイン役でデビューを飾る。89年「夢見通りの人々」でエランドール新人賞、同作と「蛍」でブルーリボン賞助演女優賞を受賞。「お父さんのバックドロップ」（04）では高崎映画祭の最優秀助演女優賞に選ばれた。近年は「海炭市叙景」（10）、「ジーン・ワルツ」「阪急電車　片道15分の奇跡」（ともに11）、「わが母の記」（12）などに出演。TVドラマでは「タイムリミット」（03）や「再生の町」（09）、NHK連続テレビ小説「梅ちゃん先生」（12）など。私生活では、95年に作家・辻仁成と結婚し長男をもうけるが00年に離婚。TVドラマ「異端の夏」（03）で共演した渡辺謙と05年に再婚した。